防刃ベストの前面裏当てパネルの磨耗に注意

防刃ベストSRA-FG-LSRA-FG-XLを使用しているお客様からの情報フィードバックがありました。

写真の赤丸の部分はチャックになっていますが、チャックの合わせ部分に刃物が通らないように裏側には裏当てパネルが付いています。

この部分が裏当てパネルなのですが、構造としてはナイロン生地の中に厚いFRPパネルが入っています。
このパネルは硬いプラスチックの板のような感じなので、長期に渡って圧力(摩擦)を繰り返すとナイロン生地が磨り減ってしまったり、擦り切れが起きたりします。多少の擦り切れが起きてしまっても中のパネルが脱落しなければ性能的に問題はないのですが、擦り切れが起きる事自体が問題です。これを避けるには体に合ったサイズを着用し無理な圧力をかけない、常に机に腹部を押し付けるような力をかけないといった注意が必要です。またどうしても圧力が避けられない場合は、着用時に裏当てパネルをハンカチやハンドタオルで包むなどといった対策お勧めします。材質となっているナイロンを含め、繊維(布地)は摩擦による擦り切れは避けられませんので注意が必要です。