意外とあるDV相談

DV。もちろんドメスティックバイオレンスです。
正確な意味は確か「圧倒的な体力差のある異性から暴力行為」だったと思いますが、相談などを聞いているとDVも最近は意味が広くなってきているように感じます。
それでもほとんどは旦那さんから奥さんへの暴力です。続いて多いのが子から親や親から子への家庭内暴力(これもDV?)、そして老人から周囲への暴力です。
ではどういう暴力なのか?
これも近年の傾向なのか刃物を持ち出すケースが多く驚きます。もともとDVは体力差のある(優位にある)異性からの暴力ですが、刃物を持った時点でどちらが優位なのかは決まります。それにしてもどんなにケンカになっても頭にきたとしても、そこで刃物を持って「勝とう」とする、もしくはまさに「キレる」という状態がとても考えられません。なぜこのような人達が増えてしまったのか、何か根本から解決しなければいけない問題点がありそうな気がします。相談内容では相手が刃物を持ち出す原因として「飲酒(依存)、シンナー、麻薬、痴呆症」が多いようです。痴呆症はともかく、そのほかは全てもとはといえば本人の依存体質に問題がありそうだし・・・ご家族や周囲のご苦労や不安は計り知れません。当店から販売した護身用品で包丁を持った相手から身を守れた、子供を救えた、パニックになった本人を救えたというお話も聞いています。不審者やストーカーから身を守るだけが護身用品の用途ではないとつくずく感じさせられています。